ハイパーループとは?

日本では馴染みが薄いかもしれないHyperloop(ハイパーループ)が今、世界各国の若者の想像力を掻き立てている。それも、とびきりSF感溢れる想像だ。

ハイパーループは簡単に言えば超高速で走る電動鉄道システムみたいなものだ。ただ、最高時速時速1220キロで走る超々高速システムを目指している。

1220キロは日常的にお目にかかる数字ではありません。他の交通手段の最高速度を比較すると、どれだけ早いのかがイメージしやすいと思う。

Suzuki_Hustler_Coupe_front-left_2013_Tokyo_Motor_Show
スズキ ハスラー(152km/h)

人気のハスラーは燃費の良さから予想外とも思える最高速度は法定速度を超える、152km/h。

e5
E5系新幹線 「はやぶさ」 (320km/h)

現在運行している新幹線の中でも一番早い「はやぶさ」(ウィキペディア調べ)はハスラーの倍くらいの速度で走ります。

L0 linear
L0系リニア新幹線 (603km/h)

山梨県のテスト場で試験運用されている次世代リニア新幹線も開発が1970年台にスタートしました。日本航空(JAL)と共同で開発をスタートした新技術は45年かけて実る見込み。巡航速度は505km/h を予定していますが、最高速度は「はやぶさ」の倍である603km/h 。

 

boeing-787-dreamliner
Boeing 787-9 ドリームライナー (954km/h)

アメリカのボーイング社が開発したドリームライナーは2000年台に開発を開始。速度を向上させるより、燃料効率を向上させることに集中した本機の最高速度は954km/h。それでいて、前身の767と比較して20%も燃費が低いそうだ。

hyperloop
ハイパーループ(1220km/h)

そして、この新たに提案されたハイパーループの最高速度は理論値で1220km/h。リニア新幹線のまた倍だ。


このようにして見ると、すさまじい速度の乗り物が提案されていることがわかる。
speed chart

次は東京から京都までの移動時間で比較すると、

  • 高速バス:8時間
  • N700系のぞみ:2時間17分
  • 羽田→関空の航空便:1時間17分
  • ハイパーループ(理論値):およそ30分

圧倒的な速度。それでいて、従来の鉄道よりも建設コストを小さく、騒音を抑えることを目指し。太陽光発電を利用することで、航空機よりクリーンな交通機関。いいところどりのまるで夢物語のような話だ。普通の神経の持ち主なら、まともに取り合うこともしないだろう。

だが、2015年の夏にこのハイパーループを実現すべく世界各地で数千人が熱意に比例する技術力、累乗する度胸をもって総数700を超えるチームを結成して挑む事を宣言したのだ。

参加チームには世界各国の錚々たる工科大学が名を連ねている。世界大学ランキングのトップ50だけを見ても世界最高峰が並ぶ。

  • 1位マサチューセッツ工科大学(アメリカ)
  • 3位スタンフォード大学(アメリカ)
  • 11位プリンストン大学(アメリカ)
  • 17位コーネル大学(アメリカ)
  • 21位エディンバラ大学(スコットランド)
  • 26位カルフォルニア大学バークレー(アメリカ)

学生といえど、世界を変える事ができる人材が集まる。そこには夢物語を夢物語で終わらせない何かがあるのだ。

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